日本語を教えるボランティアをしました🇯🇵🗣
タイトルの通り、シンガポールにてまた楽しい経験をしたので、記録します。
Japanese speech contest2019『日本語スピーチコンテスト🌸』
これは、日本語を母国語としない、中学生~一般の方までのシンガポリアン向けに開催された日本語スピーチコンテストです。
毎年行われているみたいです。
上の写真には頂いた、今年のプログラムが写ってます!
日本人会さん(シンガポールにある日本人の集まり)が主催しているコンテストです。
『①書類審査』『②録音審査』を勝ち抜けたファイナリストの皆さんが、このステージに立ち、この日、スピーチをしました。
日本語を教えるボランティア?
どうやってこの活動に出会ったのかを少し書きます!
私は、時間があればFacebookでイベント情報などを漁るのが趣味です。
今回のボランティア募集もFacebookで日本人会さんの
👉🏻【日本語を教えるスピーチコンテストのチューター募集】
という投稿をみて、面白そう!やってみたい!と思って応募メールを送りました。
これがきっかけです。
▼日本人会さん Facebook
日本語を教えた経験も自信も全くなく、単純に自分の母国語である『日本語を教える』という体験に興味があったからです。
また、チューターを希望するファイナリストの人数や、ボランティアをしたい人がたくさんいたら、お断りされることもあると書いてあったので、条件があって必要としてくれる人がいたら、やりたいなあ💭という感じでした。
結果、本選がある2週間前にメールが届き、『Tertiary Category(高等専門学校の部)』でファイナリストとして出場する、ジントン👧🏻🤟🏻という女の子の担当チューターになったことが知らされました!
ジントンからも直接、Whatapp!(シンガポールでよく使われている、LINEみたいなもの)で連絡が届き、おっしゃ~~やったる~~という感じで、日本語を教える体験が始まりました。
初めて会う、原稿を読む📃
ジントンがコミュニケーションに困らないほど日本語ができたので(時制までも理解して使ってる!)、とてもスムーズに記念すべき、1回目の会う約束をしました。
初めて会うときはかなり緊張しながら会いましたが、年も近い女の子ですごく話しやすくて、とても安心しました。
さっそく、1次・2次を通過してきた原稿を読ませてもらいました。
素直にとっても面白い!👀って思いました。
自分の人生を物語チックに書いたものでした。
しかも、修正なしで文章の構成はきちんとされていて意味が通っているし、
伏線回収もあったり、漢字も使いこなしているで、驚きました。
あとあと話していたら、小説家志望だったそうです。
なるほど…
これは頑張らなきゃと、全力でサポートすることを決めました。
とにかく、とても素敵な文章が既にできていたので
なるべくジントンが伝えたいことを壊さないで
違和感がなくなるように原稿を直しました。
日本語が得意な文系のお友達に助けを求めたりもしつつ…(ありがとう🙇🏻♂️💦)
『は』『を』『に』『が』!??
これがとにかく、難しかったです。
日本語のやばさをひしひしと感じました。
(この語彙力も酷い)
文章を添削して、ここは『に』だね。このときは『を』が自然だよー!というと
どうしてー?と聞かれますが、それに答えられなかったです😱。
いつも何も考えないで使ってきたなあと思いました(笑)
日本語のイントネーション
それからもちろん、一緒に発音も練習しまくりました。
マックやサイゼリアで練習してました。
1単語の中の音を手で上・下・水平を示しながらやると、発音のイメージが掴みやすいということを発見しました!
(中国の四声みたいな感じ)
周りから見たら、少し変な二人だったかも(笑)
また、録音した音声を送って、あと直接会ったときにつまずいていた単語も録音したりして苦手なところをラスト1週間でつぶしていきました。
途中で、意識して話しすぎて、『あれ、この発音であってるっけ!?』とナチュラルな発音がわからなくなったり
それでも2人での練習は、とっても楽しかったです。
いよいよ本番!
練習期間が長くなっちゃったのですが、そんなこんなで本番を迎えました。
▼会場での2ショット📸
ジントンは午後一発目の出番でした。
聞いている方の80%以上は日本人の方だったと思います。
しっかりステージの上でスピーチしている姿を見て、本当に感動しました。
おつかれさま~~!!
午後の出場者の方のスピーチもすべて聞いたのですが、
外国人視点から日本語の美しさについてお話している方や、
お茶🍵の文化についてとても繊細に語っている方や
効いていてどれも面白かったです。
とても心を打たれました。
どれだけ練習したのか、日本語の流暢さに関係なく、伝えたいという思いが強い方もいたり。
午前の部から聞きに来たらよかったなと少し後悔しました。
結果発表前の、アカペラ隊によるパフォーマンスも素晴らしかったです🎤♪。
結果、
受賞には至りませんでしたが、価値のある体験がジントンの私もできました。
ジントンもちろん少し悔しそうでしたが、満足できたようなのでよかったです。
▼チューターさんへの感謝状を頂きました。
次は、私が英語を教えてもらう番という、
約束をジントンとしたので、頑張ります!
スピーチの練習の間に、シンガポールの若い子がよく食べる、チキンウィングのお店とか、シンガポールと日本の教育制度の違いの話をしていました。
相変わらず、知らないことがことたくさんあります。
言語交換だけでなく、生活の面でももっと深く理解し合えたらと思いました。
お友達として、これからもっと仲良くなりたいと思います!